乾 善彦(INUI Yoshihiko)

専門:日本語文字論・文字史


 1956年奈良県生まれ。大津皇子が眠る二上山を見ながら育ち、おのずと歴史への興味がしみついていた。古代史がやりたくて大阪市立大学にすすんだが、どういうわけか、国語国文学へ方向転換。どうやら、希望学生の少ない学科を選んだらしい。現在も、国語学の中でも研究者が少ない文字表記の分野が専門。帝塚山学院、大阪女子大学、統合により大阪府立大学を経て、2008年に本学に着任。02年に『漢字による日本語書記の史的研究』(塙書房)により学位取得。万葉集から現代まで日本語書記史の通史を目指している。なんでも他人とは反対の考え方をすることで、新しい問題を見つけていくのが得意技。現在われわれが普通に使っている漢字仮名交じりの書記法が、とても不思議でならない。
 将来の夢は、推理小説作家になること。漢字と仮名に関係する、小野篁、菅原道真、紀貫之がテーマの三部作を構想中。いつまでも夢を持ち続けたい体育会系文学少年である、とか。(『先生の横顔』より抜粋)

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